masaca(@masaca_dApps)です。
前回はフリーランスWebデザイナーの料金設定の考え方を解説しました。
はじめてでもわかる!フリーランスWebデザイナーの費用・料金の決め方
料金の設定が決まったら、次はクライアントに提出するための見積書を作成します。
こちらも便利なオンラインツール「Misoca」を使えば、簡単に作れてしまいます。
「見積もりってどうやって作ればいいの?」と思っているあなたのために、Webサイト制作の具体的な例を挙げながら見積もりの作り方を解説していきたいと思います。
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見積書作成に必要な項目
クライアントから10ページ程度のコーポレートサイト制作の依頼があり、「まずは見積もりをお願いします。」と言われた想定で見積書を作っていきましょう。
(簡単なサイト構成やボリュームはクライアントからヒアリング済みとします。)
Webサイト制作の見積書に必要な項目は大体決まっています。
Webサイト企画・構成
サイトマップ、ワイヤーフレーム、サイト内のコンテンツを制作するためのディレクション費用です。
Webサイト制作費はデザインやコーディング以外にも、ディレクション費を含めたものになりますのでしっかりと設定しておきましょう。
Webサイトの原稿はもらえる場合が多いですが、もらえない場合はその分時間がかかるので料金も高めに設定しましょう。
イラスト制作
Webサイトのデザインにイラストが多く登場する場合、イラスト料金を設定します。
イラストがある分、制作時間も変わってきます。
写真素材
写真素材を用意してもらえなかった場合などは、有料素材サイトで購入をしたり撮影を行う必要があります。
こちらの金額も設定しておきましょう。
トップページデザイン
トップページのデザインはボリュームやクライアントの要望によって、料金が変わります。
デザインで一番費用がかかる部分ですので、しっかりと明記しておきましょう。
下層ページデザイン
下層ページのデザイン費です。ページ数に応じて料金を設定します。
ボリュームや機能面で明らかに他と差があるデザインはこの中に含めず個別の項目で料金を設定します。
コーディング
html、CSSでのコーディング費用です。PCのみの対応やスマートフォンのみの対応、レスポンシブの対応なのか明記しておきましょう。
プログラム開発
WordPressなどのCMS組み込みやその他の機能をプログラムで組み込む費用です。
misocaで見積書を作成しよう
見積書の作成は「Misoca」が便利です。Web上で見積書や請求書を知識がゼロでも無料で簡単につくることができます。
私自身もフリーランスをはじめたときからずっと使っています。
上記の項目と数量、単価を設定すれば自動的に見積書が出来上がります。
見積書には印鑑が必要ですので自分の屋号の角印を押して、メールで提出しましょう。
見積書や請求書に自分の印鑑を押す必要があります。実印、銀行印、角印があればどのような場合でも大丈夫です。
私はハンコヤドットコムの「法人印鑑 個人開業セット」で揃えました。とにかく格安で手元に届くまでの時間も早いです。
見積書のサンプル
見積書をMisocaで作成しました。実際の仕事でもこのように見積書を作っています。
サンプルデータをダウンロード可能にしましたので、参考にしてくださいね。
備考欄にWebサイト管理更新についての文言を追加しています。
仕事が完了したら、最後に請求書を提出します。こちらもMisocaを使えば見積書をボタン一つで変換可能です。
まとめ
今回紹介した項目名や内容は一般的なもので、絶対この通りにしないといけないわけではありません。
表記は相手がわかりやすいように変えることもありますので、こちらの内容をベースに自分にあった内容にカスタマイズして使ってもらえればと思います。
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